2018-02-23 第196回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
かつての大平研究会、「文化の時代」報告、一九八〇年の報告でありますけれども、この報告では、文化芸術予算を国家予算全体の〇・五%まで引き上げるとされておりました。現在は、予算全体の〇・一%程度にとどまっているのが現状であります。三十八年たった今も、達成にはほど遠い状況と言わざるを得ないのではないかと考えます。
かつての大平研究会、「文化の時代」報告、一九八〇年の報告でありますけれども、この報告では、文化芸術予算を国家予算全体の〇・五%まで引き上げるとされておりました。現在は、予算全体の〇・一%程度にとどまっているのが現状であります。三十八年たった今も、達成にはほど遠い状況と言わざるを得ないのではないかと考えます。
平成二十九年度の文化芸術予算は千四十三億円であり、文化の祭典でもある二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、本法案の趣旨を十分に踏まえ、文化芸術の振興のための予算の充実に努力をしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(下村博文君) 文化芸術予算についてはおっしゃるとおりでありまして、私は、大臣になってから四か月後ぐらいに、二〇二〇年に向けた文化芸術立国プラン、中間プランを発表いたしました。これは、二〇二〇年までに今の予算を倍増すると、おっしゃるとおりに二千億にすると。
ただ、そう考えますときに、現在の日本の文化芸術予算というのは余りにも少な過ぎると思います。例えば、文化庁予算で見ますと、本年度予算案で千三十三億円、国家予算に占める割合は〇・一一%です。文化大国と称されるフランスは、二〇一二年の予算で、国家予算比で一・〇六%、四千四百七十四億円を付けております。最近文化に力を入れる韓国でも、国家予算比〇・八七%、千四百十八億円を付けています。
一方、重点支援劇場・音楽堂や、地域の中核劇場・音楽堂として位置づけられない既存の多くの文化施設において、文化芸術予算が結果として減額されてしまうのではないかという気がするんですね。 私がすごく危惧しておりますことは、支援されたところはいいんですよ、支援された年もいいんですよ。ところが、次になると支援されなくて、そこは何もできなくなってしまう。
○高木国務大臣 今のお尋ねの平成二十三年度の文化芸術予算につきましては、これはもう私が言うまでもなく、厳しい財政状況の中で、昨年の政策コンテストにおいてその重要性は説明をしてまいりましたが、事業仕分けの結果に即した圧倒的な予算の縮減が行われていないという行政刷新会議の指摘もあって前年度より減額となったところでございまして、私の力不足であります。
昨年、私もこの委員会で取り上げましたけれども、文化芸術予算については、人間国宝でもある野村萬日本芸能実演家団体協議会会長らが先頭に立って、劇場や路上で、また駅頭などで署名活動を行い、国家予算に対する文化予算の割合をせめて〇・五%にと訴えました。その署名は六十万筆を超え、国会に提出をされました。しかし、今年度の文化芸術予算は〇・一一%と、前年度と変わりがなかったわけであります。
その上で、文化・芸術予算につきましても、基本的にはスポーツ振興の話と同じでございまして、目的において問題があるということよりも、むしろそのお金の使い方の部分のところで、文化の振興という数値では測れない事業の必要性は否定しない、ただ、文化、芸術にどのように税を投資するか明確な説明がなされておらず、効果、説明効果が不十分であるというようなことから、あるいは、地方に任せる事業と国が行う事業、そして独法を経由
○副大臣(池坊保子君) 公明党には、文化芸術予算獲得に向けて、うちの渡海大臣のみならず財務大臣にも要望をしていただきまして、その皆様方のお力のおかげで一千十八億を得ることができました。 私は、文化芸術を大切にしない国は本当の意味で貧しい国なのではないかと思っております。今おっしゃいましたように、じゃ、これをどういうふうに使うのか。
文化芸術予算というのは、一番しわ寄せを食らいやすい、そんなテーマでもあり、とりわけ、地方自治体の首長さんの御理解がどこまであるのか、地方自治体の地域を支える住民がどれだけ文化芸術に熱意と情熱を込めていらっしゃるのか、これによって大きな違いが出てきている。
具体的に申し上げますと、地方の文化芸術予算、平成五年度から今もう半分以下になっているというふうに数字は示しています。 文化庁としての予算は一・七倍ぐらいに上がってきているんだけれども、地方における文化芸術の経費は半減している、このギャップを今どのように評価されているのか。
そのほか、物の豊かさだけではなく、心の豊かさも求める国民の要望にこたえ、文化芸術予算も対前年度比十三億円増の一千十六億円を確保したところであります。 以上、本予算に賛成する主な理由を申し述べました。 政府におかれましては、本予算成立後、迅速かつ適切に執行されんことを強く要請いたしまして、私の賛成討論を終わります。(拍手)
その他、社会保障、教育などの施策についても、持続可能な年金制度の構築、子育て支援策としての児童手当、奨学金の拡充、さらには文化芸術予算の増額など、きめの細かい施策の充実に努めているところであります。 他方、公共事業については、引き続きその水準を抑制し、また総合的なコストの縮減を図る一方で、まちづくり交付金の創設を初め、経済活性化に資する事業への重点化を図っているところであります。
今後、私どもといたしましては、この法律に基づき策定される基本方針や、文化芸術関係者など広く国民の意見等を踏まえまして、文化芸術予算の充実、それから寄附税制の改善、こういったことに向けて必要な施策の推進に努めてまいりたい、かように考えております。
そのいずれも、日本は大変大きくおくれておりまして、フランス型、財政支援型で言えば、国家予算に占める文化芸術予算というのは、日本はフランスの十分の一、お隣の韓国に比べても六分の一という数字でございますし、アメリカ型の寄附税制もほとんどないと言っても過言ではない状況でございます。
その際、専門的な見地から判断すべきものとは考えておりますが、何よりも大切なことは、より多くの助成が可能となるよう文化芸術予算の充実を図っていくというふうに考えております。 お花をいっぱいきれいに咲かせたいと思っておりますが、水をやらないというわけでは、そういうことではいけないんだというふうに思っております。